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膠原病(こうげんびょう)の基礎知識
膠原病という病気
膠原病の疾患は全身の諸臓器が傷害される病気で、時には生命をも脅かすことがあります。当然ながら早期の正確な診断や、早期の治療開始をすることが、その後の状態に大きな影響を及ぼします。
そうした疑いが少しでもある人は、出来る限り早急に設備のしっかりした専門施設で診察を受けるようにした方がいいでしょう。
そもそも「膠原病(こうげんびょう)」とは、どんな病気なのか、ということですが、これは「自己免疫疾患」という病名もありますように、まずは免疫について知っておくことが、膠原病が何かを理解するためには必要でしょう。
免疫の仕組みに異常があったりすると、人間はアレルギーになったり、膠原病になってしまうのです。
さて、その「免疫」ですが、これは身体に異物や病原体が侵入してきた時に体を防御しようとするシステムのことです。免疫によって病気を予防したり、治したりするわけです。
しかし、この免疫が暴走してしまい、かえって病気になってしまうことがあり、それが膠原病です。「自己免疫疾患」という名称もある通り、自分の免疫が自分を攻撃してしまうのです。
それが炎症を起こし、臓器や組織も壊してしまうのですが、攻撃される臓器によって病気もそれぞれ異なってきます。
膠原病の種類や病名はいろいろということで、よく聞くリウマチなどの疾患も、膠原病の一つとなっています。慢性関節リウマチは、主に関節が攻撃されて関節炎を起こし、皮膚筋炎では、皮膚と筋肉が攻撃されて、皮膚の湿疹や筋肉異常の状態になります。
膠原病(こうげんびょう)の基礎知識